パーキンソン病

こんにちは。 メトロノームメソッドの 村上剛です。
前回は「バレリーナ」についてお伝えしてきました。
今回は「パーキンソン病」という事についてお伝えします。
パーキンソン病は 振戦、固縮、無動、姿勢反射障害 のような症状が特徴です。
脳の神経伝達物質であるドーパミンの産生が減少することで 起こり、中脳の黒質というところの異常と考えられています。
65歳の女性が半年前から左手の振戦(震え)がひどくなり、 当院の患者さんの紹介で来院しました。
最初に診た時に脳が動いていないレベル7のロックダウンでした。
左右差があるので、震えが起きている左手に関係する抹消神経を 治療して、さらに胸椎、肋骨を治療しました。
しかしながら、震えは一向に収まりませんでした。
そこで、
脳の動きが活性化されるように、メトロノームメソッドに切り替えました。
脳のレベルが7から6、5、4、3、2というように一段ずつ 上がるたびに深呼吸を自然にされて、その都度震えが止まりました。
最後にレベル2で継続的に震えが止まったので、 そこで治療を終えました。
患者さんは「呼吸が楽になり、震えが初めて止まった」と 喜んで帰られました。
脳は右の中脳を支点(フォルクラム)にして、 右凸に変形して左回旋して固着していました。
その状態を追跡して、動きが出るのを待ちます。
そうすると、徐々に動きが出てきて、 右凸の変形も左回旋もなくなり、 中心軸を支点にして動くようになりました。
これで永続的にドーパミンが出てくれれば良いのですが、 ここから経過観察をしていく必要があります。
それでも、これまで投薬で改善されなかったので、 メトロノームメソッドはこの方の助けになります。
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