支点/フォルクラム

こんにちは。メトロノームメソッドの村上剛です。
前回は「中心溝と大脳縦裂」について
お伝えしてきました。
今回は「支点/フォルクラム」
と言うことについてお伝えします。
読者様からご質問がありましたので、 一つの記事としてお伝えします。
メトロノームメソッド、 バイオダイナミックス (メトロノームメソッドの 基になっているオステオパシーの一つ) では「支点/フォルクラム」に対して アプローチします。
「支点/フォルクラム」というのは 英語のfulcrumです。
てこの支点と言うときの支点と同じです。
人間の身体は全ての場所が動いています。 (現代医学では頭蓋骨や仙腸関節は 動かないとされていますが)
脳、脊髄を含む神経系 甲状腺、副腎などの内分泌系 筋肉、筋膜、骨、関節などの筋骨格系 心臓、肺、肝臓、腎臓、子宮などの内臓
すべて動いています。
そして、その動きを感じることができます。
その動きの全ては、「支点/フォルクラム」の 周囲で動いています。
分かりやすい例で言うと 首が痛くて右に倒れないとします。
そうすると首は左に傾いています。 首が左凸に歪んでいるという事です。
左右均等に動くためには首の動きの 「支点/フォルクラム」は 中心軸上にあります。
歪みが起きているという事は この場合支点が右にズレています。
左凸に屈折している屈折点が支点 になるからです。
そしてこれは単純化するために 1次元でお伝えしています。
が、
人間の身体は三次元ですので、 3本の軸が屈折する交点が 実際の「支点/フォルクラム」です。

質問があれば、いつでもご連絡ください
tis@felix-o.com