死にたくなる

こんにちは。 メトロノームメソッドの 村上剛です。
前回は「脳を治療するにはスティルネスで」についてお伝えしてきました。
今回は「死にたくなる」という事についてお伝えします。
PMDDで「死にたくなる」と言葉にする会社員の方が来院しました。
PMDD(月経前不快気分障害)とは、女性特有の辛い精神状態で生理前にイライラしたり、気分が落ち込んだりするなど、こころの不調が強く出るために日常生活に支障が出ている状態のことです。
カウンセリングするか脳を治療するかを決める為に、頭蓋骨の動きをチェックします。
脳を治療する事を患者さんの存在全体が望んだので、脳の動きを診ることにしました。
脳は動きが殆ど感じられない、レベル7のロックダウンです。
が、
中心軸のズレは感じられません
そこで、 「死にたくなる時はどんな時で 何をしている時かを思い出してください」 とお願いしました。
「仕事上で些細なミスをして 自分を責めている時」
その記憶を思い出している時に、 後頭葉が左へズレていくのがわかります。
一般的に記憶に関して想起すると 左脳の側頭葉に記憶の貯蔵庫があるので、 そこへ脳全体が引きずられる傾向があります。
その上で、脳の動きについていき、 脳全体が左に動き、ある時点で 中心軸上に戻ってきた時に質問しました。
「今考えていることはなんですか?」
「えっ、あ〜夜ご飯何食べようかな?」と考えていました。
こちらで、+のイメージを考えるように指示しているわけでもなく、 催眠療法で暗示を挿入したわけでもありません。
脳の動きの軌道が変わるだけで、本人も無自覚的に 死にたくなる思考が止まっていきます。
メトロノームメソッドの視点から言うと 自律神経やホルモンバランスは結果で 脳の動きの大きさと軌道の問題がPMDDです

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