多言語脳の効果

こんにちは。 メトロノームメソッドの 村上剛です。
前回は「多言語脳の発揮」について
お伝えしてきました。
今回は「多言語脳の効果」
と言うことについてお伝えします。
南米アルゼンチン、ブラジルに旅行に行って、 もうすぐ3年になります。
アルゼンチンは、スペイン語です。
ブエノスアイレス空港で呼んでもらった タクシーの運転手さんも一流ホテルと呼ばれる ヒルトンホテルのスタッフでも英語で話しかけると
「I’m Spanish!」
とスペイン語のみ、英語お断りと言われてしまいます。
さすがにホテルのフロントの方は 英語で対応してもらえます。
当然ですが、日本語は通じませんので、 英語に頼るしかありません。
スペイン語の中で二週間居ると 自分の脳の言語野は理解できる 情報から意味を読み取ります。
そうすると、英語は空港やホテルの フロントでしか使えません。
が、
スペイン語の中で聞こえる英語が 日本に居る時より理解できるのを 実感しました。
脳科学的に言えば、 三カ国語以上の言語に さらされると言語野がある 左脳だけではなく右脳が補填します。

もう一つは、心理学的に言えば 「カクテルパーティー効果」 とも言えます。
多数の人が集まるカクテルパーティで 知人の声を選択的に聞き分けることです。
スペイン語の洪水の中で 英語はとてもクリアに聞こえます。

面白かったのは、帰りの飛行機を ブエノスアイレス空港で待っていると 英語アナウンスがスペイン語なまりの 英語だという事が聞き取れたことです。
入国した時には分からなかったのですが、 二週間の「スペイン語シャワー」を浴びた おかげでスペイン語の音声の特徴が 無意識に習得されていたという事です。

これもチョムスキーの「普遍文法」の 一つの証左かもしれません。
脳と言語はとても興味深いトピックです。
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