敬語とタメ口

こんにちは。 メトロノームメソッドの 村上剛です。
前回は「オステオパシー」についてお伝えしてきました。
今回は「敬語とタメ口」という事についてお伝えします。
以前、叔母が神経性尿閉症で入院したことは、 お伝えしたとおりです。
そこで、看護師の方が検温するときに、 叔母に対して家族のようにタメ口で行っていました。
一見すると、和やかな光景です。
が、
私は危惧を覚えました。
叔母は時間と場所に対する感覚 「見当識」と言いますが、 病院にいるのに自宅に居ると 思い込んでいます。
これが見当識障害です。
主治医と話して 「ゴールは自宅に戻って自立した生活」 を目指すことで合意を得ていたので、 そのゴールとの齟齬を感じたからです。
看護主任さんに敬語を使わない理由を 確認しました。
入院時は身体問題(炎症と排尿不能)が 酷かったそうです、
なので、
点滴で輸液の時などは、 意識が混濁しているので、 「わかりやすいタメ口を使用した方が良い」 という理由がありました。
私がお見舞いに行った時は、 血液検査の数値も良くなっていたので、 既にタメ口を使う理由が無くなっていました。
看護師の方が敬語を使うことで、叔母が病院にいることを 自覚して、認知症の予防をすることが 重要だと考えたわけです。
脳は楽をすると、活動に使うエネルギーを 省略してしまうことは脳科学的にわかっています。
例えば、外国語を習得する時に、学習時よりも 話せるようになった後の方が脳の活動範囲が小さくなります。
敬語に比べてタメ口は幼稚園児が理解できる言語スタイルなので、 叔母の脳を楽にしてしまう危険性があったのです。
そういったことを看護主任さんと 意見交換して、「今後は敬語を使うようにする」 と言ってくださいました。
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