メトロノームメソッドとは
脳科学とオステオパシー(アメリカで生まれた整体)から西洋哲学の存在論におよぶ脳のパフォーマンスについて理解と実践
メトロノームメソッドは、脳が持っている動きのリズムを比喩で表しています。まず自分の脈拍、呼吸リズムから脳の動きへと橋渡しをします。
メトロノームメソッドの始まり
1874年にアメリカで生まれたオステオパシーOsteopathy(整骨療法)が、頭蓋骨を治療するようになって発展し続けて、脳の動きも治療範囲に含むようになりました。
さらに私が西洋哲学の存在論を加えて、より深い脳の潜在性を引き出せるようにして体系化しました。
メトロノームメソッドの目的
メトロノームメソッドで深い体験に入っていくと、自然治癒力が発揮されます。
深くゆっくりとなればなるほど、自然治癒力の根源から治癒力が発揮されます。
一方で、対症療法は、治療者の物理的な力やエネルギーで患者さんの身体を正そうとします。
対症療法自体は善でも悪でもありません。症状に対して直接的にアプローチしているに過ぎません。
しかし、治療者と患者さんとの間で依存関係が生まれやすくなります。
症状は信号ですから、その信号を対症療法で壊してしまうようなものです。
自然治癒力を高め、対症療法を減らしていくことがメトロノームメソッドの目的の一つです。
さらに脳の動きが自然治癒力に用いられる必要が無くなると、より創造的なことに対して、脳の可能性が引き出されます。
記憶力や語学力などの認知能力全般や音楽、スポーツ、ダンスなどの身体知などにも大きな影響を与えます。
言い換えると脳のパフォーマンスを向上することもメトロノームメソッドの目的です。
メトロノームメソッドの特徴
非侵襲的療法です。施術者の力やエネルギーをクライアントの身体やエネルギーに侵襲させません。
脳のパフォーマンスと脳の動く速さは反比例します。
クライアントと施術者は対等で共鳴する関係性です
脳と脊髄の動きは7段階のレベル
- レベル7
- ロックダウン
- レベル6
- CRI
- レベル5
- ミッドタイド
- レベル4
- ロングタイド
- レベル3
- スティルネス
- レベル2
- ヘルス
- レベル1
- オントロジー
7が最悪で1が最高のレベルです。
現代人の多くはレベル6または7です